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身体障害持ち。 日常のあれこれを。
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どうも、しらたきです。

今回は私の生い立ちを書いていきますね。

当たり前もちのロンロンでございますが、

両親はどちらも望んで障害児を産もうと

思った訳ではありませーんwww

ですよね。




 話が急ですが、遠い知り合いの医者の話。

「僕らがどれだけ努力して、障害を持って

生まれてくる子の割合を0にしようとしても、

その数字はある一定の所までは下がるが、

0には絶対に出来ない。僕は神を信じないが

そこには絶対的な何かがあるのだ。」だそうな。



どんな親だって自分の子供に障害による

辛い思いをさせたくはないでしょう。

しかし、障害を持って産まれてくる子供は

どんなに尽力しても一定の確率で産まれます。

尽力って言い方は少しおかしいかな?



まあそんな訳で私の母親が、私が障害者と

医者に宣言された時からハイハイ出来る

ようになったまでの話をしていきますね。

エコーの検診で私に片腕が無いことを

伝えられた母のショックは相当だったようです。

当たり前ですよね。普通なら五体満足で

産まれてくるのが前提なんですからね。

胎児が障害者だと知らされた時、生まずに

堕胎を選択する母親がほとんどなのが現実です。

悲しい事ですが、事実です。

しかし、私の母は出産を決意しました。

母方の実家はすんなり受け入れてくれました。

一方、田舎貴族の父方の実家は大反対。

「障害者の孫なんて!家の恥だ!一族の恥だ!

産むのは許さない!堕ろせ!」と凄い剣幕。


父がぶちギレてその場はおさまった?

ようですが、波乱は続きます。それは後ほど。

父方の実家に何を言われても母の決意は

変わりませんでした。すごいですよね。

なんやかんやで気合いで母子ともに無事に 

出産を乗り切る事が出来ました。



子供が産まれたら見せにくるもの…。

母方の実家は初めての孫ということもあり、

みんな大喜びで受け入れてくれました。

さて、ここで父方の実家に話が戻ります。

「子供が産まれたのに顔も出さないのか!」

あ、言い忘れました。父方はバリバリの

ドッドッド田舎です。古典的っていうか。

妊娠中に色々言われたはずですが、母は私を

父方の実家に連れていきました。

ようやくハイハイが出来るようになったしらたき。

祖父母は産んだものは仕方ないと私の面倒を

仕方無くたまーには見てくれていたようです。

しかし、玄関のベルが鳴った瞬間。

「その子をよそ様に見せるな!家の恥だ!」と


母に私を部屋の奥に隠すように怒鳴ったそうな。

なんていうか、典型的な田舎貴族…。

来客がある度にそれが続くので、母は

精神的に参っていました。しかし、顔を

出さないとそれはそれでいびられるジレンマ。



現在は祖父母が謝罪して表面上はなんとか

普通を保っていますが、正直その話を聞いて

私も父方の実家にあまりいいイメージがないです。

父は嫌いではないんですけどね。

幼少期…っていうか乳幼児期はこんな感じ。

次は幼稚園から書いていこうと思います。










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